SYSTEM REVIEW
X自動投稿ワークフロー
システム設計とプロンプト戦略
完全自動化パイプラインの全体像と改善ポイント
2026.03.30 | AI経営共創パートナーズ株式会社
発信の目的 2 / 15
売り込まない。仕組みと実践を見せ続けて信頼を積み上げる
Slack #neta ネタ投入 Turso DB 蓄積・分類 Claude API コンテンツ生成 短文/長文/引用 Slack承認 5分で完了 X投稿 自動配信 DM Goal: 読者が「この人は本物だ」と思い、DMで問い合わせる 完全自動 朝5分の承認 自動計測
2つの実行エンジン 3 / 15
自動エンジン(毎日無人稼働)と対話型スキル(壁打ち・判断)の二刀流

sns-pipeline(自動エンジン)

  • TypeScript + スケジュールタスクで無人運用
  • 12のタスクが時刻ベースで自動実行
  • ネタ取り込み→生成→投稿→計測→改善
  • 人間は朝5分の承認だけ
  • 寝ていても投稿される

Claude Code スキル(対話型)

  • /sns-post: Grokバズ分析→手動生成
  • /article: 壁打ち→1万字記事→デプロイ
  • /share: Cloudflare Pagesにデプロイ
  • 壁打ち・文脈理解・判断が必要な場面で使用
  • 質の高い1本を練り上げたい時
日次のコンテンツミックス 4 / 15
8-10本/日を3タイプで構成。承認は長文2本のみ
タイプ本数/日承認投稿タイミング役割
短文(~280字)2-3本 完全自動 10-12時, 18-20時認知拡大・TL常駐
長文(2000-3000字)2本 朝に承認 7-8時, 18-19時「本物」ブランドの核
引用RT4-5本 完全自動 12-14時, 18-22時成長エンジン・バズ便乗
承認フロー(長文のみ): Slack #x-draft 人間: 5分で確認 OK/NG 放置→12:00フォールバック承認 X API投稿
02
コンテンツ設計
思想の柱とプロンプト戦略
5つの思想の柱 6 / 15
全投稿が5柱のいずれかに紐づく。ブレない軸を担保する設計
A 地方=最前線 地方は遅れていない 日本の未来が先に 可視化された場所 地方で成立する解は 日本全体の標準解になる 10バリエーション B DXの限界と 生成AIの本質 DXは「作業」を速くした 生成AIは「考える仕事」 に介入する 10バリエーション C AI文化 という概念 ツール導入ではなく 組織の文化として 定着させる 10バリエーション D 筋肉質経営 採用に頼らず 少人数で高付加価値を 出す経営モデル 10バリエーション E 業務インフラ になる AIが「ツール」から 「業務インフラ」に なる到達点 10バリエーション
短文プロンプト設計 7 / 15
280字の制約を武器にする。8切り口 x 5柱のマトリクスで重複防止
// システムプロンプト要点 キャラ: NEC出身→独立→中小AI伴走の実践者 ターゲット: DX/SaaS導入で痛い目を見た中小社長 鉄則: ワンパンチ。1行目でスクロール停止 フック型: 数字「正社員1人の年間コスト500万」 逆説「DXで効率化→何も変わっていない」 断言「人が足りないのは人数の問題じゃない」 体験「先週、ある社長に言われた」 禁止: 絵文字/「いかがでしょうか」/売り込み
8つの切り口(AngleType)
contrarian業界常識の逆を断言
anatomy構造を1つ指摘
comparison2つを並べて差を際立たせる
audience_engage具体的状況で問いかけ
before_after導入前後の落差
news_hook時事ネタ+経営OS視点
realtime現場の一瞬を切り取る
failure失敗告白+学び
angles.tsで柱 x 切り口の使用履歴を管理。重複を自動排除
長文プロンプト設計 8 / 15
5段階の感情誘導 x 5つのバズ構造パターンで設計
読者の感情を5段階で誘導する
1 「あ、これ俺のことだ」 共感 2 「え、そうだったのか」 発見 3 「すごい、こうすればいいのか」 希望 4 「俺にもできそうだな」 最重要 5 「一回話聞いてみたい」 行動
5つのバズ構造パターン
パターンフック
A 衝撃スケール信じがたい数字で止める
B 俺でもできる?「非エンジニアでも」「1日で」
C Before/After苦しみの具体→変化を人の反応で
D 海外は次のフェーズ日本がまだの事実→中小でも可能
E 実益直結金額・時間の削減→やるかだけ
禁止事項: 「ある製造業の社長」繰り返し / 上から教える口調 / 営業パンフレット臭 / 完璧な成功談
引用ポスト設計 9 / 15
4パターンの引用戦略と「体験バンク」によるファクト制約
1. 体験型 自社の実体験で裏付ける 「Claude Codeで月246万円 の外注を内製化した」 体験バンク必須 2. 解説型 「なぜそうなるか」の 構造を解き明かす 背景・構造・メカニズム 3. 翻訳型 中小企業の文脈に 置き換える 大企業の話→10人の会社では 4. 補足型 元ツイートにない 文脈・背景知識を足す 押さえておくべきポイント
引用候補の検出ロジック
SocialData API でバズ投稿を自動収集 エンゲージメント足切り(いいね50+ or RT20+) Claude API で5柱との関連度 + 引用可否をスコアリング
体験バンク: 実際の体験・数字のみを格納。プロンプトに結合して「体験を捏造しない」制約を実現
例: 月246万円内製化 / SNSパイプライン完全自動化 / kintone+GAS+Claude APIで1日構築
03
自動化アーキテクチャ
12のスケジュールタスクと改善ループ
1日の自動化タイムライン 11 / 15
12のスケジュールタスクが連携し、24時間自動運用を実現
5:30 7:00 9:00 12:00 18:00 21:47 コンテンツ生成 短文3+長文2+引用5 sns-post-check(毎時 / 7:00-22:00) ネタ取り込み(朝) フォールバック 自動承認 エンゲージメント拡大(1日4回自動実行) reply-engine バズポストに価値リプライ 15-20件/日 engagement-return リプ返し+いいね返し(1日2回) viral-amplifier 好反応ポストを別角度で即時横展開 エンゲージ計測 Views/いいね/RT→DB ネタ取り込み(夜) follow-strategy(1日1回) ターゲット層フォロー 3-10件 competitor-analysis(毎週月曜) 同規模帯アカウントのバズ分析 profile-review(隔週) バイオ・固定ポスト最適化提案
週次改善サイクル 12 / 15
評価→改善指示→プロンプト自動反映のフィードバックループ
日曜 9:00 x-weekly-evaluation 定量+定性分析 トップ/ワースト特定 weekly_actions テーブル(Turso DB) 改善指示を構造化保存 翌週 毎朝 5:30 コンテンツ生成 weekly_actionsを プロンプトに自動注入 品質向上した 投稿 月曜 早朝 competitor-analysis 同規模帯のバズパターン抽出 毎晩 21:47 engagement-check Views/いいね/RT→DB蓄積 自動PDCAループ
技術スタック 13 / 15
フルTypeScript構成。外部API連携で拡張性を確保
AI層 Claude API(Sonnet 4) Claude Code(スキル実行) Grok(バズ分析) データ層 Turso DB(SQLite互換) neta / posts / engagement / weekly_actions 外部API層 X API v2(OAuth 1.0a) SocialData API Slack API Cloudflare Pages オーケストレーション層 スケジュールタスク x 12(時刻ベース自動実行) TypeScript(sns-pipeline) 全コード: 70_自動化スクリプト/sns-pipeline/
品質管理の仕組み 14 / 15
スコアリング・重複防止・ファクト制約の三重チェック

生成時スコアリング

  • Claude APIが1-10でスコアリング
  • 8点以上のみ採用(それ以下は破棄)
  • 短文: 5項目の自己評価基準
  • 長文: 5段階感情誘導の達成度
  • 引用: 「引用文だけで学びがあるか」

重複防止(angles.ts)

  • 柱(A-E) x 切り口(8種) のマトリクス
  • 使用済みの組み合わせを自動除外
  • 同じネタ・同じ角度の投稿を防止
  • ネタDBの消費状況も追跡

体験バンク(ファクト制約)

  • 実際の体験・数字のみを格納
  • 体験型引用ポストはバンクから引用必須
  • 体験の捏造を構造的に防止
  • 新しい実績があれば随時追加

禁止事項リスト

  • 絵文字禁止 / 売り込みゼロ
  • 「いかがでしょうか」等の定型排除
  • 「AIで人がいらなくなる」文脈禁止
  • AI生成感の排除(構造化しすぎない)
ディスカッション 15 / 15
フィードバックいただきたいポイント
1 プロンプト設計の改善余地 短文・長文・引用それぞれのプロンプトで 改善できるポイントはあるか? 特にフック力・差別化・AI臭の排除 2 コンテンツミックスの最適化 短文3:長文2:引用5 の比率は適切か? タイプ別の投稿時間帯は最適か? 特に引用RTの割合について 3 エンゲージメント施策の優先順位 reply-engine / viral-amplifier / follow-strategy のどこにリソースを集中? 成長フェーズでの最適な戦略 4 CA知見からの盲点 このシステムで見落としている 重要な観点はあるか? 画像/動画・アルゴリズム対策・ブランディング